2017年1月20日金曜日

春のイベントに向けて冬にコツコツ準備中です。

先日ブログの中で「春の型小紋三橋工房展」の
ご紹介をさせて頂きましたが、これからのイベント
に向けまして、昨年末より順次染めております。
半幅帯につきましても新しい図柄も含めまして、
今年の新しい染め色のものもご用意しています。

三橋工房の図柄は独特の柄行きで、その配色も
三橋京子が考え、そのつど染め色を準備する為、
同じ図柄でも配色が変わると、全く印象の異なる
ものとなり、イベントにお越し頂く皆様に、図柄の
持つ奥行きの深さを楽しんでいただいております。

写真の門扉柄も藍ねず色や濃い萌葱色の一色で
ご紹介しておりますが、古代紫色に青、緑、赤紫で
ぼかし染めをかけると、図柄の持つ洋風さが表に
現れ、図柄の持つ新しい魅力が引き出されます。
これが職人の手による色挿しの特徴でもあります。

今年のイベントでは新しい紹介の仕方で三橋工房
の作品をご覧頂く機会が多くなると思っております。
私どもも、お客様にご満足して頂ける作品をご紹介
していこうと、更に今の技術に磨きをかけるとともに、
この寒い冬を乗り切るべく、日々精進してまいります。

洋風の図柄でありながら歴史ある図柄の門扉柄。
挿し色でどんどん表情が変わる不思議な魅力を
持つ柄行き。組合せでまた違う顔を覗かせます。

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